土木学会論文集B2(海岸工学)
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論文
海水準上昇に伴う海岸林及び植生種の消失将来予測
宇野 宏司柿木 哲哉
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2019 年 75 巻 2 号 p. I_1237-I_1242

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抄録

 気候変動に伴う海水準上昇が,沿岸域に様々な影響を及ぼすことが懸念されている.我が国では古くから人家への飛砂の流入防止や防風を目的とした海岸林が整備されてきた経緯があり,現在も全国各地に残存している.近年,グリーンインフラ整備による防災減災対策が注目される中,海岸林をはじめとする海岸植生は沿岸環境の保全と防災・減災,そして景観保護の観点からも非常に重要で,適切な管理が求められる.海水準上昇に伴う沿岸域への影響については,砂浜消失の将来予測に関する研究や都市部での経済リスク評価などが行われているが,全国スケールでの海浜植生及び海岸林の消失将来予測を検討した事例はほとんど見られない.そこで本研究では,オープンデータを活用した空間情報解析等により,将来の海水準上昇に伴う海浜植生及び海岸林の「場」と「種」の消失リスクについて検討した.

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© 2019 公益社団法人 土木学会
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