Meteorological Research Institute
1966 年 22 巻 1 号 p. 1-6
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海水中における透過光と45°, 90°および135°の3方向の散乱光とを同時に測定する装置を作り, 日本海の舞鶴湾およびその沖合において採取した海水について実験室で測定を行なった。測定結果をMieの散乱理論を基にして, 検討を行なった結果, 浮遊粒子の平均半径はその屈折率m=1.25として約1μ程度であり, また海水中における消散のかなりの部分は散乱によるものと考えられた。
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