著者所属:広島大学大学院工学研究科 広島大学大学院工学研究科 株式会社エス・イー・エイ アジア航測株式会社総合研究所 広島大学大学院工学研究科 Graduate School of Oceanography, University of Rhode Island 広島大学大学院工学研究科
2003 年 12 巻 1 号 p. 1-19
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外洋の水温・流速場の三次元断層撮影法として発展してきた海洋音響トモグラフィーが沿岸海洋に応用されようとしている。特に,わが国の沿岸海洋では,船舶の通行や漁船の操業のため対象海域全体の沿岸潮流場を長期間連続計測することが困難であった。このような困難さは,沿岸音響トモグラフィー(CAT)の適用によって大幅に改善される。CATは,わが国の沿岸海洋学の近い将来における飛躍的発展のための起爆剤になるものと期待される。
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