化学工学論文集
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粉粒体工学,流動層
回転ノズルを用いたアルギン酸カルシウムゲル微小粒子の調製
永田 良一古賀 啓太権藤 晋一郎上村 芳三幡手 泰雄
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2001 年 27 巻 5 号 p. 648-651

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抄録

アルギン酸ナトリウム水溶液の液滴を回転ノズルから生成させ,その液滴を塩化カルシウム水溶液に滴下して微小なアルギン酸カルシウムゲル粒子を調製した.この方法により,ほぼ均一な大きさの小さなアルギン酸カルシウムゲル粒子を調製できることがわかった.調製したアルギン酸カルシウムゲル粒子の平均粒子径は0.27~2.08mmであり,既往の液一液系で提案された液滴径を算出するための計算式による計算値とほぼ面致した.なお,均一な大きさのアルギン酸カルシウムゲル粒子の調製条件は(ノズル内径2×(回転加速度)/(アルギン酸ナトリウム水溶液の粘度)の値が約4.5×10-5m4/(kg・s)以下の場合であった.

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© 2001 公益社団法人 化学工学会
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