工学院大学工学部 化学工学科
1995 年 21 巻 5 号 p. 923-928
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本研究では, 連続冷却晶析装置の, 冷却温度を入力, 結晶生成速度を出力とする周波数応答を, シミュレーションおよびコハク酸-水系の実験の両面から検討している.連続冷却晶析装置における結晶化現象は操作条件次第では持続振動を起すことが知られているが, 冷却温度入力の振幅や角周波数を変えることにより, その持続振動が増幅されたり低減されたりすることがわかった.冷却温度を適切な振幅と角周波数をもつ正弦波状入力として晶析槽に与えることにより持続振動を防止できる可能性のあることわかった.
化学機械
化学工学
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