化学工学論文集
Online ISSN : 1349-9203
Print ISSN : 0386-216X
ISSN-L : 0386-216X
三相アルコキシド法による単分散チタニア粒子の合成
峯尾 知子相原 雅彦堤 敦司吉田 邦夫
著者情報
ジャーナル フリー

1996 年 22 巻 2 号 p. 408-411

詳細
抄録

金属アルコキシドの加水分解による単分散微粒子の合成プロセスとして三相スラリー反応器を用いる「三相アルコキシド法」は, 反応成分である水を水蒸気として分散板下部から反応器へ導入することによってアルコキシドを加水分解し, 微粒子の粒径制御を行う.本実験では単分散種粒子を用い微粒子の成長実験を行った.水蒸気供給量の調節により, 単分散を保ちつつ約0.76μm~0.95μmの範囲で粒子の粒径制御が可能であった.

著者関連情報
© (社)化学工学会
前の記事 次の記事
feedback
Top