2層流接触型抽出装置における長鎖アルキルアミンによる酢酸の抽出速度

河野 恵宣; 草野 一仁; 近藤 和生; 中塩 文行

doi:10.1252/kakoronbunshu.9.44

河野恵宣, 草野一仁, 近藤和生, 中塩文行

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ジャーナルフリー

1983 年 9 巻 1 号 p. 44-51

DOI https://doi.org/10.1252/kakoronbunshu.9.44

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抄録

2層流接触型抽出装置を用いて長鎖アルキルアミンであるアンバーライトLA2またはトリオクチルアミンのnヘキサン溶液による酢酸の抽出実験を行った. 実験結果をアミンと酢酸との抽出平衡と界面吸着平衡を考慮した界面反応速度を用いて解析した. 抽出速度は, 界面上に生成した会合体の有機相への脱離速度がアミンの界面への吸着速度と界面上における反応速度に比較して遅いとした反応速度モデルによって説明されることがわかった.

責任著者(Corresponding author)

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