化学と教育
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大学入試改革の方向を探る(<特集>これでいいのか大学入試)
戸嶋 直樹
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1992 年 40 巻 7 号 p. 429-432

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抄録

最近一般社会で大学のことが話題にのぼることが多くなった。昔から大学入試は大学と社会との最も関わりの深かったものであるが, 最近は問題漏洩報道などもあり, さらに関心が高まっている。一方, 大学教育自身にも問題があると指摘されている。国立大学の建物や設備が老朽化していることのほかに, そもそも日本では高校までの教育はしっかりしているのに大学は教育をしていなくて, それが我が国民の独創性の低い原因であるとの指摘もある。ここではこれら問題点との関連で, 特に化学における大学入試改革について私見を述べる。

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© 1992 公益社団法人 日本化学会
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