化学と教育
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次代を担う魅力ある化学 IB をいかにして創造するか : 化学がおもしろく, 役に立つことを伝えるために(<特集>中・高における理科教育の新しい取組み)
大木 伸栄
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1995 年 43 巻 1 号 p. 10-13

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抄録
高校生の理科離れが進行する中で, 魅力ある化学教育の創造が強く求められている。科学技術立国日本の化学教育において, 大学進学を希望する高校生の大半が学習するであろう化学IBをどう展開するかは極めて重要な課題である。化学は昔から暗記ものといわれてきた。今後化学IBを展開するに当たっては, 日常生活に密着した親しみやすい学問であることを認識させること, 化学の基本原理・理論を十分修得させること, の両方が重要である。この二つの側面から化学IBをどう展開するかについて述べた。
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© 1995 公益社団法人 日本化学会
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