熊本大学薬学部
1997 年 45 巻 7 号 p. 384-386
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分子カプセルとも呼ばれるシクロデキストリン(CyD)の包接現象は, 古くから酵素モデルや分離分析などの基礎研究の題材として注目されてきたが, CyDの新機能が明らかになるにつれて, 応用研究にも近年めざましい進展が見られる。医薬分野では, CyDを薬物送達システム(DDS)の構築に利用する試みが活発化しているため, 本稿では, 超分子素材を用いた薬物の放出制御や標的指向化への応用に関する最近の話題を概説した。
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