東京大学大学院理学系研究科
1998 年 46 巻 12 号 p. 792-795
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紫外域から可視域の光が物質中を通ると, その物質に特有な波長の光が吸収される。この吸収は, 物質中の電子と光との相互作用によって起こる。紫外・可視スペクトルは, 試料に入射した光のエネルギーのうちのどの程度が試料によって吸収されるかを各波長ごとに定量的に表現したものである。紫外・可視分光法の原理と特徴を, 有機化合物の代表として直鎖ポリエン, 無機化合物の代表として正八面体構造の配位化合物を取り上げて概説する。
化学教育シンポジウム
化学教育
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