工学院大学工学部
1998 年 46 巻 4 号 p. 210-213
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油脂及び油脂関連物質の酸化反応を自動酸化の立場から記述した。油脂の自動酸化は二面性がある。最初にその二面性に共通した, しかも基本的な, 特に油脂に特有な点を強調した立場から酸化反応を解説した。続いて油脂の酸化が必要不可欠であるという分野, 特に塗料における油脂の酸化と乾燥の関係について説明した。一方酸化が好ましくないものとして油脂の酸敗を取り上げ, さらには生体膜の構成成分であるリン脂質の酸化劣化とその防止の生体における重要性を記述した。
化学教育シンポジウム
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