化学と教育
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爆発の化学(化学物質と危険性)
鶴田 俊
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1999 年 47 巻 6 号 p. 382-385

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抄録
爆発現象は, 戦争, 事故や災害と結び付けられ記憶されることが多いが, 工学的な利用分野も存在する。今日の科学技術の高度化に伴って, 様々な化学物質が広い分野で利用されている。爆発を起こすことが知られていながら化学物質の持つ生物学的な効果や特異な化学的な効果を利用する目的で使用される化学物質も多い。また, 経時変化や化学合成によって, 爆発を起こす物質が生成することもある。爆発現象を理解することによって爆発の予防や被害の軽減を行うことができる。
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© 1999 公益社団法人 日本化学会
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