横浜国立大学工学部
1999 年 47 巻 6 号 p. 378-381
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有機溶媒・有機溶剤は麻酔作用や皮膚・粘膜刺激性などの急性毒性も問題であるが, 繰り返し長期にわたって使用されることが多く, 神経系, 肝臓, 腎臓, 血液などに障害を与える慢性毒性に注意する必要がある。有機溶媒の毒性については, 第1種から第3種までに分類され, 発ガン物質であるベンゼンは別に特定化学物質に指定されている。有機溶剤については蒸気圧と許容濃度の比の大きいもの程危険性が高い。今後, 毒性の低い有機溶媒への転換や, 脱有機溶媒化の技術が重要となってくる。
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