名古屋大学大学院工学研究科
2000 年 48 巻 9 号 p. 556-559
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生物の体内では, 様々な無機有機反応を用いて, 低温でセラミックス合成が行われている。それら生物に学んで環境負荷の小さな条件下で機能性材料の合成・形態制御を行おうとするバイオミメティック材料化学の分野が, 最近大きな進展を見せている。ここでは, カキの貝殻形成の例を挙げて生体内でのセラミックス合成について解説すると共に, バイオミメティック材料化学の最新研究例として, 二酸化チタン薄膜パターンの低温合成法について紹介する。
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