化学と教育
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磁気共鳴で代謝を見る(講座:生体中で機能する分子を見る2)
渡邉 英宏
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2005 年 53 巻 11 号 p. 618-621

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抄録
磁気共鳴は,原子核の核スピンの磁気共鳴現象を利用して分子情報を取得する方法であるが,勾配磁場技術と組み合わせることで,生体内の限定した部位からの代謝物情報を取得できる。この代表的な例が,水素原子核^1H,リン原子核^<31>P,炭素原子核^<13>Cを対象としたスペクト口スコピーである。^1H では,脳内の神経細胞に多く存在しているN-アセチルアスパラギン酸や,脳内の情報のやり取りに重要な役割を有する神経伝達物質の一つであるグルタミン酸等の情報が得られる。^<31>Pスペクトロスコピーでは,生体のエネルギー代謝情報が,^<13>Cスペクトロスコピーでは,代謝変化をとらえることができる。
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© 2005 公益社団法人 日本化学会
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