化学と教育
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大阪大学理学部における新しい低学年一括教育の試み : 進化する理学教育プログラムとは(ヘッドライン:化学教育フォーラム-大学基礎化学教育の新しい方向を探る)
山成 数明海崎 純男
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2005 年 53 巻 7 号 p. 370-373

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抄録
大阪大学理学部では,教養教育と専門教育を連続的につなげ4年間一貫した教育をするために,平成15年度から新しい低学年一括教育がスタートした。この低学年教育は,「理学ミニマムカリキュラム」という概念を基調としており,数学科,物理学科,化学科,生物学科の全ての学生に共通に必要とされる自然科学の基礎科目を必修科目として課している。学部一体となったこの取り組みの内容について報告する。
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© 2005 公益社団法人 日本化学会
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