東京薬科大学薬学部
2006 年 54 巻 3 号 p. 142-145
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黄体形成ホルモン放出ホルモン(LHRH)の高活性誘導体である酢酸リュープロレリンは前立腺癌や子宮内膜症などのホルモン依存性の疾患治療に有用であるが,毎日の自己注射が必要であった。この薬物を生体内分解性高分子のポリ乳酸・グリコール酸によって20μmの微細なマイクロカプセル型注射剤とすることに成功し,1ヵ月に1回の注射で確実な治療を可能にし,患者のQOL(生活の質)を著しく向上させることができた。
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