東京工業大学理工学研究科
2006 年 54 巻 3 号 p. 154-157
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古くから電池の電解液には水が使われてきたが,今日の携帯電話やノートパソコンの電源に使われているリチウムイオン電池の中にはリチウム塩を溶かした有機電解液が水の代わリに使われている。本稿では,最初になぜ水ではなく有機電解液が用いられているのかを説明し,続いて有機電解液の分子材料設計をイオン伝導の観点から説明する。最後に,有機電解液を超えた新たな材料開発への取り組みについて簡単に紹介する。
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