化学と教育
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「感圧塗料」光る色素で圧力をはかる(ヘッドライン:光を発する塗料)
浅井 圭介永井 大樹
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2009 年 57 巻 3 号 p. 128-129

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抄録
感圧塗料は,機能性化合物の分子薄膜をセンサーとして用い,その発光から物体表面での圧力場を画像化する技術である。これらのセンサーは,物体上の物理量を面情報として可視化するだけでなく,従来のセンサーが設置できないような局所や微小物体にも適用できる。本解説では,この感圧塗料の基礎と作り方,簡単なデモ実験の方法について解説し,最後に航空宇宙分野の研究開発に適用されている感圧塗料の実用例を紹介する。
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© 2009 公益社団法人 日本化学会
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