帝塚山中学校・高等学校
2009 年 57 巻 9 号 p. 430-433
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高等学校の生物では,『有機物を分解,つまり異化することにより得られたエネルギーでATPを合成するしくみが「呼吸」である』と学ぶ。また酸素を用いる「好気呼吸」と用いない「嫌気呼吸」についても学ぶ。これらの反応では,酢酸や乳酸,フマル酸といった化学の授業で扱うなじみの深い化合物が多数関与しているが,構造の変化についてはほとんど扱わない。高校生物の「呼吸」について化学してみたいと思う。
化学教育シンポジウム
化学教育
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