東京工業大学物質理工学院
2021 年 69 巻 3 号 p. 90-93
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高分子材料は,私達の生活を支える汎用材料から最先端材料まで幅広く活用されている。材料自身が自分で傷を治す自己修復性高分子材料は「夢の材料」と考えられてきたが,急速に進んだ近年の研究開発によって一気に現実味を帯びてきている。本稿では,「動的共有結合」と呼ばれる組み換え可能な特殊な共有結合を利用した高分子材料の自己修復および関連発展研究について筆者のグループの研究成果を基礎的背景とともに紹介する。
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