東京大学大学院総合文化研究科
2022 年 70 巻 8 号 p. 384-387
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日本の研究者の名前は戦前からノーベル賞の選考過程に現れている。本稿では生理学・医学賞の候補から,北里柴三郎,野口英世,山極勝三郎を取り上げる。北里は初回受賞者ベーリングに比して業績は小さく,野口の業績は正否に疑義もあって有力候補ではなく,最有力候補の山極が一報告者の判断により候補から外れて受賞に至らなかったことは,選考には日本人への偏見が反映されるとの見解を生じさせた。
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