福岡大学理学部化学科
鎌倉女子大学教育学部教育学科
2023 年 71 巻 4 号 p. 170-173
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食品用の合成着色料のいくつかは,次亜塩素酸ナトリウムを含む塩素系漂白剤によって迅速に漂白される。この現象は,化学的手法による汚れの除去を可視化するモデルとしても活用できると考え,教材開発を行った。まず,合成着色料の水溶液の漂白特性を調査し,漂白されやすい3種類の色素を見出した。そして,合成着色料で染色した試験片が次亜塩素酸ナトリウムにより漂白される様子を観察する実験授業を実施するとともに,化学マジックでの活用を模索した。
化学教育シンポジウム
化学教育
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