2024 年 72 巻 6 号 p. 239-242
大気中CO2濃度の増大による地球温暖化問題は,我々人類の解決すべき喫緊の課題である。森林は,大気中CO2の1割近くの量を毎年吸収し,光合成により多量の太陽エネルギーを固定しており,この機能が地球温暖化対策において注目されている。森林保全の重要性は言うまでもないが,森林産物を利用する方向については,中学・高校ではあまり取り上げられていないようである。ここでは,森林産物を中心とするバイオマス資源の利用による地球温暖化抑制の可能性とその鍵を握るリファイナリー技術について紹介する。