奈良県立医科大学第6学年
奈良県立医科大学教育開発センター
2015 年 66 巻 3 号 p. 256-258
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生活習慣と気の病態との関連性を検討するために,総合診療科外来受診患者58例に対してアンケート調査を行った。睡眠,食生活,運動の有無等について,気虚,気鬱,気逆の各病態症状スコア高値群と正常群に分けて,フィッシャーの正確確率検定により比較した。女性には,気鬱および気逆症状点数高値群が多くみられた。睡眠により疲れのとれない例には気虚および気鬱症状点数高値群が多くみられた。性別と睡眠による疲労回復の有無と気の病態に関連性のあることが示唆された。
日本東洋醫學會誌
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