日本東洋医学雑誌
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臨床試験のトレーニングを目的とした学会での参加型企画の実践と大規模臨床データ収集の展望
―第41回和漢医薬学会ワークショップ「漢方臨床研究トレーニング,気軽に参加してみよう!」を実施して
髙山 真稲葉 洋介野上 達也吉野 鉄大畝田 一司菅原 岳史齋藤 合並木 隆雄
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キーワード: 漢方, 臨床研究, 知識, 体験
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2025 年 76 巻 4 号 p. 331-345

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抄録

臨床研究により漢方薬の効果や安全性に関するエビデンスが蓄積されている。臨床研究を推進するには,研究デザインの理解,倫理審査,データ収集,統計解析など複雑で多岐にわたる知識が必要である。今回,漢方を専門とする医師や薬剤師を対象に,漢方の臨床研究に参加できることを目的に,第41回和漢医薬学会学術大会で臨床研究のワークショップ『漢方臨床研究トレーニング,気軽に参加してみよう!』を企画した。その内容は臨床研究における問題点についての情報共有,臨床研究のデザインと倫理審査の流れの理解,模擬カルテからのデータ入力体験,統計解析の基礎知識の習得,などである。グループ討論も取り入れ,課題や今後の展望についても議論した。近年大規模データを活用した研究も増えてきており,今後学会が中心となり臨床データを収集する研究が行われることが予想され,その準備としてこのような企画は複数回開催されるのが理想的と考える。

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