日本東洋医学雑誌
Online ISSN : 1882-756X
Print ISSN : 0287-4857
ISSN-L : 0287-4857
自家製・桂枝茯苓丸の臨床効果に関する研究
寺沢 捷年松田 治己今田屋 章土佐 寛順三潴 忠道鳥居塚 和生本間 精一
著者情報
ジャーナル フリー

1984 年 35 巻 2 号 p. 131-136

詳細
抄録
慢性関節リウマチと全身性進行性硬化症の合併症例に対し, 自家製の桂枝茯苓丸を投与したところ, レイノー現象と手指屈曲制限が著しく改善した。この効果が桂枝茯苓丸によるものであることを急性投与実験により明らかにした。この効果は同一生薬を用いた水煎剤では得られず, 丸と丸料との相違を示唆する所見である。今後は剤型の相違による適応病態の差異について慎重に検討すべきものと考える。
著者関連情報
© 社団法人 日本東洋医学会
前の記事
feedback
Top