1985 年 36 巻 3 号 p. 209-212
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難治の顔面筋の痙攣に鍼及び灸刺激の鎮静作用を利用して, その症状の改善を図った。筋の起始部, 筋の終止部また, 筋における神経の終末部に近く, 刺入点をとり, 適宜の深さをもって刺激すると筋の痙れんは鎮静する。この目的の下に, 症例をもって, 鍼および灸の諸手技を検討することにより, 次のような結果を得た。即ち, 太めの鍼の置鍼は有効である。即効性がある。直接灸は有効である。灸の効果は持続性を有する特微がある。
日本東洋醫學會誌
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