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1984 年 58 巻 9 号 p. 862-893
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複雑性尿路感染症に対するCeftazidime (CAZ) とCefoperazone (CPZ) の有効性, 安全性および有用性を二重盲検法により比較検討し, 以下の成績を得た.
CAZは1日1gあるいは2gを, また, CPZは1日2gを1日2回点滴静注により5日分投与した.
UTI薬効評価基準による総合臨床効果は, CAZ 1g群125例で有効率63%, CAZ 2g群119例で68%, CPZ 2g群 (以下CPZ群と略す) 119例で52%であり, 3群間の比較 (H検定) では差を認めなかったが, それぞれの2群間の比較 (x2検定) ではCAZ 2g群がCPZ群に比し有意に優れた成績を示した. この効果を疾患病態群別にみると混合感染例ではCAZ 1gおよび2g群ともに有意に優れており, とくに第5群ではCAZ 1g群がCPZ群に比し有意に優れていた.
なお, CAZ 1gおよび2g群ならびにCPZ群の細菌尿の陰性化率はそれぞれ53%, 52%および45%であり, 膿尿の正常化率はそれぞれ35%, 33%, 23%で3群間で差を認めなかったが, 膿尿の正常化+改善率では, CAZ 1gおよび2g群がCPZ群に比し有意に優れた成績を示した.
細菌学的効果は総株数ならびにグラム陰性菌例ではCAZ 1gおよび2g群がCPZ群に比し, また, グラム陽性菌例ではCPZ群がCAZ 1g群に比し有意に高い消失率を示した。 これを個々の菌についてみると, S. marcescensにおいてCAZ 1gおよび2g群がCPZ群に比し有意に高い消失率を示したが, その他の菌では3群間に差は認められなかった. なお, 投与後出現菌は3群ともにS. faecalisと酵母様真菌が多かった.
副作用および臨床検査値の異常化については, いずれの群にも重篤なものはなく, その出現頻度は3群間に差は認めなかった.
以上よりCAZはCPZと同様に臨床的有用性を有する薬剤と判定された.