東京大学第2外科
1986 年 27 巻 2 号 p. 182-187
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昭和55年12月より昭和57年2月にかけて,著者らは,肝硬変症を中心として計41例に対してICG Rmax値を測定し,異常値を示す症例を多数認めた.そこで,肝硬変症患者10例に対し,ICG血漿中消失曲線を薬物速度論的に解析し,ICG Rmax値への酵素反応速度論の適用の理論展開を再検討した.さらに,現在のICG Rmax値の測定法に対する誤差を考察し,その臨床応用の限界を示した.
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