関西病虫害研究会報
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原著論文
メタリジウム粒剤処理による施設キュウリのミナミキイロアザミウマ, タバココナジラミおよびトマトハモグリバエの防除
柴尾 学山中 聡田中 寛
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2013 年 55 巻 p. 13-16

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抄録
昆虫病原性糸状菌メタリジウム粒剤の土壌処理による施設キュウリの微小害虫の防除効果を2012年に調査した。定植直後に 5 kg/10 a株元処理したところ,ミナミキイロアザミウマの生息密度は無処理と比較して低く推移し,防除効果が認められた。また,トマトハモグリバエ幼虫による食害痕数は無処理の半分程度となり,防除効果は認められたがその程度はやや低かった。一方,タバココナジラミの生息密度は無処理と同等ないしやや低く推移し,防除効果は低かった。以上の結果より,メタリジウム粒剤はミナミキイロアザミウマやトマトハモグリバエなど土壌中で蛹化する微小害虫の防除に有効であることが示された。
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© 2013 関西病虫害研究会
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