関西病虫害研究会報
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原著論文
メンブレンフィルターおよび選択培地の併用によるコムギ種子からのムギ類黒節病菌の高感度検出
鈴木 啓史黒田 克利山川 智大松本 憲悟橋爪 不二夫辻 朋子
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2014 年 56 巻 p. 43-47

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抄録
コムギ種子からムギ類黒節病菌(Pseudomonas syringae pv. japonica)を検出するために,3分間1.5%の次亜塩素酸ナトリウムで種子を表面滅菌し,選択培地に挿入し,25°C で7日間培養した。その結果,表面滅菌にもかかわらず,ムギ類黒節病菌が検出された。しかしながら,オオムギでは表面滅菌により検出率を減少させた。メンブレンフィルター法では,100 g のコムギ種子(2500粒)を滅菌蒸留水に 10°C で4日間浸漬し,メンブレンフィルター上に細菌懸濁液を収集し選択培地に塗布することで,微量であってもムギ類黒節病菌を検出可能であった。この方法は,コムギ種子のムギ類黒節病菌保菌率が,わずか0.08%でも検出が可能である。
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© 2014 関西病虫害研究会
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