2020 年 62 巻 p. 95-99
非病原性Xanthomonas sp. 11-100-01株を用いて作成したnpX液剤のレタス斑点細菌病に対する発病抑制効果について,3年間の露地試験により検証した結果,同病に対する強い発病抑制効果が認められた。その効果は銅水和剤と同等であり,無処理に比べ有意に高かった。また,npXのレタスへの定着数を,リファンピシン耐性変異株を用いて経時的に計数した結果,npXは1週間以上レタスに定着し,葉の健全部に比べ付傷部に多いことが判明した。npXはXavへの増殖抑制能を有することも判明した。本試験により,npX液剤のレタス斑点細菌病の生物防除効果を実証した。