日本火災学会論文集
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論文
進行方向細分割型2層モデルによる水平及び傾斜した天井面での煙先端部の移動性状
松下 敬幸小椋 大輔宇野 実
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2003 年 53 巻 1 号 p. 23-30

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抄録
厚さ方向を2層ゾーンモデルで,進行方向をフィールドモデルのように細分割して取り扱う,折衷的な煙先端部移動モデルを構築した。界面での空気の巻き込みを考慮しない水平廊下およびプルーム理論に基づいた界面での空気の巻き込みを考慮する傾斜天井面における解析を行い,実験値と比較して次の結論を得た。(1)傾斜角度が75°までは,煙層が床面に到達するまでの煙先端部の位置を良い精度で予測できる。(2)傾斜天井面では煙層への巻き込み空気量が傾斜角度の正弦に比例する形とし,巻き込み係数に0. 093の一定値を用いればよい。
(オンラインのみ掲載)
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© 2003 日本火災学会
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