石巻専修大学
p. 130
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大腸内の細菌が難消化性のオリゴ糖などの難消化性糖類を分解して酢酸や酪酸などの短鎖脂肪酸や乳酸やこはく酸などの有機酸をつくる。これらの酸には大腸からの水の吸収に影響をあたえる。そこで、大腸内細菌がつくる有機酸が大腸からの水の吸収にあたえる影響を検討した。実験はブタ大腸粘膜の管腔側から各種有機酸(NaCl、酢酸、プロピオン酸、酪酸、乳酸、こはく酸を作用させて、水と有機酸、Naの吸収を測定した。その結果、こはく酸は大腸からの水の吸収に影響を与えることが分かった。
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