一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集
(一社)日本家政学会第54回大会
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高等学校·家庭科の被服管理分野における意識調査と教材開発(第二報)フードスタンプ法を用いた衛生意識向上につながる教材開発
田尻 美千子後藤 郁子潮田 ひとみ
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p. 8

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抄録

高校生の衛生意識をもとに、制服のカッターシャツとブラウスに注目し、アンダーウェアの着用の有無によって衛生状態に違いがあるかどうかを調査した。また、衛生状態と被服管理との関係についても検討した。フードスタンプ法を用いて、制服のカッターシャツ·ブラウスの襟内側、袖口、腹部·背部の4点の細菌数を調査した。汗や皮脂の付着と細菌数との関連を明らかにするために、未着用ブラウス、洗濯後ブラウスに対してもフードスタンプ法による測定を行った。その結果、ヨゴレを視覚的に表すことのできるフードスタンプ法は、被服管理の正しい方法を理解させるために有効な教材となり得ることが明らかになった。

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© 2002 一般社団法人 日本家政学会
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