肩関節
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症例報告
広範囲腱板断裂を伴う反復性肩関節脱臼に対して
上方関節包再建術を施行した2症例
佐野 友彦福田 亜紀森田 哲正
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2015 年 39 巻 2 号 p. 569-572

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抄録
 広範囲腱板断裂を伴う反復性肩関節脱臼に対して上方関節包再建術(SCR)を施行した2症例の経過について報告する.症例1は60歳男性,症例2は61歳女性でどちらも右肩であった.患側の大腿筋膜を採取し3重折として上方関節包再建術を行った.術後約1年で2症例とも痛みや再脱臼はなく,術前に認めた不安定感も消失した.SCRは一次修復不能な広範囲腱板断裂を伴った反復性肩関節脱臼に対して有用であると考えられた.
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© 2015 日本肩関節学会
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