宮崎大学医学部附属病院 整形外科 [日本]
2022 年 46 巻 1 号 p. 254-257
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化膿性肩関節炎後の機能障害に対しリバース型人工肩関節全置換術(RSA)を施行する前には,感染制御状態を評価する必要があるがその評価に統一した見解は得られていない.今回74歳男性に対しRSAを実施するにあたり,関節リウマチの併存から感染制御判断に難渋した症例を経験した.現状単一の検査で感染を否定することは困難であるため,総合的な評価を行ったうえでRSAを含めた治療戦略を確立する必要がある
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