2025 年 49 巻 1 号 p. 323-326
45歳男性.右肩関節脱臼骨折に対するプレート固定後に変形治癒となり疼痛が強いため当院紹介となった.修復不能な広範囲腱板断裂も合併しており,年齢適応外だが除痛と機能改善を目指しリバース型人工肩関節置換術を施行した.術後8ヵ月でステムのゆるみを認め,術後3年7ヵ月でImpaction Bone Grafting法を用いた再置換を行った.再置換後3年6ヵ月時点で疼痛,機能は改善し経過良好である.Impaction Bone Grafting法はステムのゆるみに対して有用な治療手段となる可能性がある.