本研究の目的は,上腕骨近位端骨折続発症のタイプおよび術式別の手術成績を検討することである.Boileau分類,術式,術前および最終診察時のConstant scoreを調査した.各分類で術式ごとのConstant scoreを検討した.対象は37肩,男性9肩,女性28肩,平均年齢72.2±9.4歳,術後観察期間は平均32.6±23.8カ月,Boileau分類type1: 15肩,type2: 8肩,type3: 6肩,type4: 8肩であった.RSA術後のConstant scoreは平均58-72点であった.type1,3では症例によりTSA, HSAが行われ5肩中4肩で75点以上と良好な機能を得られていた.しかし,type4でHSAを行われていた1肩では機能不良により再置換となっていた.いずれのtypeでもRSAは無難な選択であるが,症例を選べばTSAやHSAは良好な機能改善が見込めると考えられた.