風工学シンポジウム論文集
第21回 風工学シンポジウム論文集
セッションID: 46
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軸方向に断面変化する柱状構造に作用する風圧力の空間相関特性の評価
*中藤 誠二
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抄録

橋梁や高層ビルなどの柱状構造物において風圧力の軸方向相関長さの評価は空力学的挙動において重要である.特に軸方向に断面を変化させることで全体に作用する空気力を低減させる空力的制御のメカニズムや効果を調べるためには,相関長さを定量的に評価し比較する必要がある.しかしながら,これまで,確立された評価手法はなく,データベースも不十分である.本研究では周波数分析に関する考察を踏まえて,合理的な評価手法を提案した.さらに,高欄を模擬した付属物を設置した軸方向に形状が変化する柱状模型を対象に風洞実験を行い,その評価手法を適用した.

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© 2010 風工学シンポジウム運営委員会
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