風工学シンポジウム論文集
第21回 風工学シンポジウム論文集
セッションID: 57
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住宅屋根の外装材用ピーク外圧・風力係数の特性
*益山 由佳寺崎 浩中村 修奥田 泰雄植松 康
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抄録

住宅屋根形状として、寄棟屋根および切妻屋根は一般的であり、住宅屋根の多くは軒を有する。切妻屋根については、外装材用を含めた風荷重算定のための風力係数が建築基準法の平成12年建設省告示第1454号および第1458号や日本建築学会・建築物荷重指針に定められているが、寄棟屋根については定められていない。また、風の影響を受けやすい軒の風力係数についても定められておらず、設計においては、これらの風力係数の充実が強く求められている。そこで国土交通省による建築基準整備促進補助金事業「風圧力、耐風設計等に関する基準の合理化に資する検討」にて、これらのデータ拡充を目的とした風洞実験を実施した。本報では実験結果の一部として、住宅屋根のピーク外圧係数、軒裏のピーク外圧係数および軒表裏に作用するピーク風力係数について報告する。

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© 2010 風工学シンポジウム運営委員会
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