主催: 日本気象学会
共催: 日本建築学会, 日本風工学会, 日本鋼構造協会, 土木学会
p. 49-
東京都渋谷区代々木において温度分散法を用いて都市キャノピーのゼロ面変位を推定した.ゼロ面変位は 24~35 m となり平均建物高さよりも大きくなった.これは建物高さのバラツキが原因であると考えられる.最大建物高さを用いて整理したところ,本研究の結果は LES を用いた先行研究とおおむね一致した.また,得られたゼロ面変位は超高層ビル群が存在するエリアで最も高く,代々木公園の存在するエリアで低い値となった.