風工学シンポジウム論文集
第23回 風工学シンポジウム論文集
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市街地におけるゼロ面変位の測定
*菅原 広史清水 暁平野 竜貴村山 昌平近藤 裕昭
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p. 49-

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抄録

東京都渋谷区代々木において温度分散法を用いて都市キャノピーのゼロ面変位を推定した.ゼロ面変位は 24~35 m となり平均建物高さよりも大きくなった.これは建物高さのバラツキが原因であると考えられる.最大建物高さを用いて整理したところ,本研究の結果は LES を用いた先行研究とおおむね一致した.また,得られたゼロ面変位は超高層ビル群が存在するエリアで最も高く,代々木公園の存在するエリアで低い値となった.

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