風工学シンポジウム論文集
第25回風工学シンポジウム論文集
セッションID: 49
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屋上目隠し壁の外装材用ピーク風力係数
*本田 宏武栗田 剛吉田 昭仁
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抄録

本論文は、風洞実験に基づき屋上目隠し壁のピーク風力係数について検討したものである。風洞実験は、建物のアスペクト比と目隠し壁の建物端部からの離隔距離をパラメータとし、実験により目隠し壁のピーク風力係数およびピーク外圧係数を求めた。その結果、1) 離隔を有する目隠し壁の場合、離隔距離が大きくなるほど最大ピーク風力係数は大きくなり、最小ピーク風力係数の絶対値は小さくなる。2) 目隠し壁頂部における乱れの強さと最大ピーク風力係数は比例関係にあった。3) 建物のアスペクト比が大きくなると最大ピーク風力係数と最小ピーク風力係数の絶対値は小さくなることがわかった。また、限られたケースではあるが、目隠し壁の外装材用ピーク風力係数を提案した。

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