九州歯科学会雑誌
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九州歯科大学歯学部口腔保健学科新入生における意識調査
-COVID-19の影響-
黒石 加代子福田 晃 守下 昌輝船原 まどか川元 龍夫木尾 哲朗
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2025 年 79 巻 3 号 p. OA00007-

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抄録
本研究の目的は新入生がいかにして九州歯科大学を知り 受験に至ったかについてアンケートを分析し,新型コロナ 感染症の流行が大学選択行動に及ぼす影響の有無を検討し, 本学口腔保健学科(以降本学科と記載)の教育及び広報活動 を支援する点にある.  2021 ~ 2024年度本学科新入生100名を対象としアン ケートを行った.新型コロナ感染症のパンデミックの影響 を評価するため,蔓延期(2021 ~ 2022年度)と収束期 (2023~2024年度)の2群間の母比率の差の検定を行った.  蔓延期と収束期では,現役生の割合,本学科を知った きっかけに有意な差はなかった.出身地域で上位の九州 地方,中国地方および,福岡県,広島県において蔓延期 と収束期で有意差はなかった.関係者に歯科以外の医療 従事者のいる新入生の割合は,蔓延期(12.0%)から収束 期(30.0%)にかけて有意に増加した.志望理由で上位の 「国家試験の合格率が良い」(45.0%)は蔓延期と収束期で 有意差はなく,「北九州に魅力を感じた」が蔓延期(2.0%) から収束期(14.0%)にかけ有意に増加した.  蔓延期と収束期の比較において,歯科以外の医療従事 者がいる新入生の割合が有意に増加していたことから, パンデミックと医療従事者の歯学分野への関心の間に何 らかの関連性がある可能性が示唆された.北九州市の魅 力も伝える教育・広報活動,大学情報の継続的な発信が 入試広報として効果的であると考えられた.
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