形態・機能
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解剖生理学を基盤にしたフィジカルアセスメントの看護学教育への導入
今本 喜久子北村 文月
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2004 年 3 巻 1 号 p. 7-16

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抄録

昨年、滋賀医大看護学科のカリキュラムは看護実践能力の育成を目指す教育方針の基に改編された。新カリキュラムの特徴の一つは、3部分から成る総計120時間のフィジカルアセスメントの導入である。フィジカルアセスメント (a) は、そのうちの基礎編で45時間の実習コースである。このコースのシラバスは人体解剖生理学の知識に基づいて、アセスメントに役立つ看護実践能力を育成する統合実習として組み立てた。この実習を効果的に実施するために、旧カリでの履修生のアンケート調査結果を参考資料にして実習項目を選定した。

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© コ・メディカル形態機能学会
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