理化学研究所光量子工学研究センター生細胞超解像イメージング研究チーム
2023 年 58 巻 2 号 p. 80-83
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
小胞体で合成された膜・分泌タンパク質は,ゴルジ体に運ばれて翻訳後修飾を受けた後,細胞膜,エンドソーム,リソソーム/液胞といった最終目的地へと選別配送される.近年の蛍光顕微鏡法の発展により,この物質輸送(膜交通)の詳細な過程を生きたまま「観る」ことが可能となり,新しい概念が次々に提唱されている.本稿では,我々が開発した高速超解像顕微鏡法(SCLIM)により明らかになった知見を中心に解説する.
電子顕微鏡
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら