Leica Microsystems株式会社
2025 年 60 巻 1 号 p. 41-45
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蛍光顕微鏡で広く用いられている蛍光物質は固有の励起および蛍光スペクトルを持っている.蛍光寿命はこれらと同様に蛍光物質固有の値である.この蛍光寿命を利用することで分子間結合や温度,イオン濃度などの微小環境を測定できるバイオセンサー,蛍光の分離による多色イメージングなどが可能となる.近年では,超解像顕微鏡での蛍光の分離,そして分解能の向上にも用いられている.本稿では蛍光寿命の有用性について紹介する.
電子顕微鏡
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