淑徳大学看護栄養学部
山梨大学大学院総合研究部
山梨大学大学院総合研究部・特定非営利活動法人ゆめこころ
2022 年 31 巻 2 号 p. 223-229
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本研究の目的は,統合失調症者にとって一般就労がどのような意味をもっているのかを明らかにすることである。対象は,一般就労している統合失調症者12名とし,個別の半構成的面接を行い,逐語録を内容分析した。分析の結果,統合失調症をもつ就労者である自分との対峙,一社会人になることへの促しの2つのカテゴリを抽出した。一般就労は,病気を抱える就労者である自分と向き合い,誇りの再獲得をもたらすものであった。
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